国際線旅客ターミナルは、空港だけでなく、周りの環境にも配慮した「エコエアポート」としてオープンしました。大気、騒音、振動、水、土壌、廃棄物、エネルギー、自然環境について対策を行い、CO2の排出量を抑えます。

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建物の基礎を支える杭を利用し、自然冷媒のヒートポンプにより地中熱を回収。冷暖房に利用しています。大気中への排熱がない、環境に配慮した冷暖房方式です。

コージェネレーションを導入し、導入エネルギーを有効利用します。ガスエンジンで発電した電気はターミナルの照明等に、発電した際に得られる廃熱は、ターミナルの冷暖房・給湯に有効利用します。
電力使用量が少ない夜間の割安な電気を蓄え、昼間の電力負荷に応じて放電を行うことができるNAS電池(大容量蓄電池)を世界で初めて採用します。
ユニバーサルデザインの考え方に基づき、すべてのお客さまに安心してご利用いただける「より優しい」ターミナルづくりに取り組んでおります。 ユニバーサルデザインの推進においては、有識者や多様な障がい者(車いす使用者、肢体不自由者、全盲、弱視者、聴覚障がい者等)および関係事業者(航空会社、鉄道事業者等)を含めた様々な利用者の参加する「ユニバーサルデザイン検討委員会」を開催しました。また、検討委員会の下に、有識者や障がい者による「ワークショップ」を設置し、実物・実地での検証と意見聴取、改善策の協議を行い、施工・運営計画へ反映しました。
これまでの旅客機とターミナルを結ぶ搭乗橋には、通路に段差がありましたが、国際線旅客ターミナルでは、世界で初めて段差をなくした「ステップレス搭乗橋」を導入しました。通路がより広く、フラットになったため、足が不自由なお客さまや車いす使用のお客さまにもスムーズでストレスなく乗り降りしていただけます。

一般トイレは、手動車いす使用のお客さまやスーツケースをお持ちのお客さまもご利用いただけるスペースを確保しています。また、すべてのトイレに1〜2ヶ所の多機能トイレを併設しています。車いす使用のお客さま、ご高齢のお客さま、オストメイトのお客さま、乳幼児連れのお客さまなどの様々なお客さまにご利用いただけるトイレです。充分なスペースで機能的な機器配置をしています。

お身体が不自由なお客様、ご高齢のお客さまに介助サービスを実施いたします。当日の受付に加え、事前のご予約(電話・FAX・ホームページ)も受け付けます。航空機内のお座席までご利用いただける統一規格の車いすをターミナル全域で導入しました。

出発コンコース・到着コンコースで乗用カートによる送迎サービスを行います。お身体が不自由なお客様やご高齢のお客様、小さなお子様連れのお客様にもスムーズでストレスなく移動することができます。

耳や言葉の不自由な方とのコミュニケーションツールとして、各案内カウンターには、筆談ボードや羽田空港オリジナルのコミュニケーション支援ボードを設置しました。

非常時にボタンを押すことで、エレベーター内に聴覚障がい者の存在を外部に知らせることができるよう既存の非常ボタンに加えて「聴覚ボタン」を設置しました。

UDフォントを採用、文字サイズも従来の空港のものより大きくし、背景色とのコントラストをつける工夫を行い、より多くの方に視認・判読しやすいものとしました。

日本で初めて、ターミナル内1階(屋内)に補助犬(盲導犬、聴導犬、介助犬)専用のトイレを設置しました。



